
ボトックス注射というと、しわの解消や小顔にする為に使用されることが多いですが、ボトックス注射が、脳性麻痺による筋肉の過緊張に有効に働くとして注目されています。ボツリヌス菌には、神経を麻痺させて筋肉が働くのを抑制する作用があります。
この働きから、ボトックス注射を行うことで、脳性麻痺の筋緊張を緩和する事が出来るとされています。脳性麻痺治療に、ボトックス治療を行うと首や背中の症状が楽になり、日常生活を行いやすくなったと言われています。
ただ、日本の医療ではボトックスによる脳性麻痺の治療は、あまり浸透しておらず、採用している病院はごくわずかです。また、どんな脳性麻痺の症状でも、効果が表れるというものではありません。
脳性麻痺の患者は、強い筋緊張の症状があり、脳性麻痺によって首が自由に動かせなかったり、首から背中の筋肉の緊張して、身体が強く反ってしまう事があります。ボトックス治療で、筋肉の緊張によって起きている症状を、神経を麻痺させることで解消する事が出来ます。
脳性麻痺は、筋肉が過緊張して異常姿勢になってしまう症状で、かかとが床につかなくなったり、股が開かなくなるといった異常姿勢が原因で、症状が進行した場合は整形外科的手術をしなくてはなりません。ただし、ボトックス注射の治療では、局所的な筋肉の過緊張を解消することは出来ても、全身の筋肉が過緊張を起こしている場合は、緊張を低下させる事ができません。このように、美容界だけでなく、色々な分野でボトックスは注目されています。
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